わらしべ長者
昔、ある一人の貧乏な男がいた。
毎日真面目に働いても暮らしが良くならないので、観音様に願をかけたところ「初めて触ったものを、大事に持って旅にでなさい」とのお告げをもらった。
みんさんご存知、かの有名な「わらしべ長者」の冒頭です。
毎年初詣は成田山新勝寺に
行っています。
初詣をし護摩行に参加して今年1年の無事を祈願してきます。
2020年のことでした。
いつものように初詣を済ませ、参道のうなぎ屋でうなぎを食べて帰るのが恒例になっていたので、その年もいつものうなぎ屋でうなぎを食べてお会計を済ませました。
お会計が終わると、店主とおぼしき白髪のご老人が、
「お客様のこれからにご加護がありますように」
と言って、鈴をくれたのです。
「こんな時代ですから、どうぞお気をつけて」
そう付け加えてくれました。
毎年同じうなぎ屋でうなぎを食べているのですが、こんなことしてもらったのは初めてでした。
新型コロナウイルスの脅威がいよいよ日本全国に蔓延し始めた頃で、そんな事もあってか、このお店ではその年の正月に鈴を配っていたのかもしれません。
私はその鈴と、ご老人の店主の心意気に大変感動し、それからというもの、その鈴をずっと持ち歩き、一人旅にも持参しました。
ご利益のほどはわからないけど
旅も無事に終わり茨城に戻り、新型コロナウイルスにも今の所感染せず、ワクチンの効果もあってか世の中からコロナの脅威も薄れつつ、世の中がいつもどおりに戻ろうとしています。
私は旅の途中でたくさんの刺激をもらい、おかげさまでいばらきカフェ会という交流会を運営するに至りました。
信じるものは救われるとよく言われますが、これもあの日の鈴の御加護の賜物かもしれないと、そう思ってみたりしています。
そこで私は考えた
この鈴でわらしべ長者をしてみたい、と。
なんのこっちゃですけど、わらしべ長者は次にこうなるんですよね。
大泣きしていた男の子がアブを結びつけた藁しべを欲しがるが、男は観音様のお告げを信じて譲ろうとしなかった。大泣きする男の子の母親が手を焼き「蜜柑と交換しよう」と申し出たので、藁しべを男の子に譲り、代わりに蜜柑を受け取った
困っていた人に譲ったわけですね。
こんな時代だからこそ
人と人との出会いは素晴らしいものでなくてはいけないし、それによって誰かの人生が良い方向へと変わっていくことを願って、いばらきカフェ会は活動しています。
コロナ禍になり、私達の生活は大きく様変わりしました。
それによって、何かに悩んだり困ったりしている方もいるのかなと思います。
だから・・・
私のこの鈴と、物々交換しませんか?
ご利益のほどは不明です。
もう一度言いますよ・・・
ご利益のほどは不明です!
更に私は、無宗教派です^
ただ、この鈴の来歴はこういうことなんです。
多分、こんなこと言っても、賛同してさらに何かと交換してもいいよという風変わりな方(スミマセン・・・)もそうそうおられないと思いますので、気長に待つことにします。
最後に何にたどり着くかは乞うご期待。
物々交換が成立したらレポートを書いて、随時ご報告いたします。
いばらきカフェ会的わらしべ長者参加方法
【参加資格】
- 20歳以上で直接会っての物々交換が可能な方
- いばらきカフェ会公式LINEアカウントにお友達登録していただける方
- 連絡がきちんと取れる方
- 納得して物々交換していただける方
- ご自身のSNSで交換の報告をしていただける方
【物々交換の条件】
- 私が所持しているものよりも少しでも価値のあるもの
- 生もの・生き物・現金・盗品以外
- その他私が適切ではないと判断したものは物々交換の対象にはなりません
【参加方法】
いばらきカフェ会公式LINEアカウントより「わらしべ長者の件」と付け加えてメッセージしてください。
では皆様、ご検討を^^
いばらきカフェ会アサダでした。
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